樹木は山にある時は命の元となる新鮮な酸素と水を安定供給してくれますが、 例えば、ひのきの場合、70〜80年経つと伐採期を迎えます。 伐採された木は、A級材、B級材、C級材と分けられ、建築材にならないB級、C級材はチップなど紙の原料になります。 幹はそのように活用されますが、枝と葉は全て廃棄されるのが一般的です。 土佐龍では木に感謝の念を込めて幹はもちろんの事、枝や葉にいたるまで全てを活用しています。 「木の料理人」として与えられた素材を余すところなく活かす。 たとえ節のある幹からでも、すべて活かして「料理」していく。 土佐龍には、より良き「木の料理人」を目指す強い決意があります。 私たちは国産材の積極的な利用を通じて山村を活性化し、CO2をたっぷり吸収する元気な森林づくりを進める林野庁の取り組みに賛同しています。 四万十ひのきの重さの半分は、大気中の二酸化炭素が固定化された炭素です。四万十ひのきを使うことは、大気中のCO2の削減につながります。